鳥取市鹿野町にある鳥の劇場のスタジオの家具デザインを高増ゼミで担当しました。学生たちと、こちらの劇場主宰者で芸術監督の中島さんにお話をうかがったり、現地の実測調査をしたりして、学生たちが何案もつくり、中島さんに方向性をしぼっていただき、最終的に劇場スタッフの意見も取り入れ決定したバームクーヘン案と言われるアールのついた単純な形状のベンチを3タイプつくり、全体で100名が座れてテーブルとしても使える家具になりました。
今年の鳥の演劇祭でお披露目となり、早速スタジオの客席として、パーティー会場のテーブルとして、多様に使っていただいています。ぜひ鳥の劇場に行かれた際に見ていただき、体感していただけたらと思います。
途中、実物大のダンボール模型などでも検討したり、その際に中学から参加していたインターンシップの生徒さんにも参加いただきました。
ちなみに制作は米子の多林製作所さんにお願いしました。学生たちには、実際につかう家具のデザインをするという機会になり、よい勉強になりました。鳥の劇場のみなさま、多林製作所の方もありがとうございました。
posted by 建築学科 at 07:29
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学生の日常